インタビュー記事

花房 崇明
院長花房 崇明 先生

ランニングコストやライフプランまで
見据えた設計など、コンパス社の伴走で
開業も拡張も納得しながら進められた。

医療法人佑諒会 千里中央花ふさ皮ふ科

医療法人佑諒会 千里中央花ふさ皮ふ科 様

https://hanafusa-hifuka.com/

  • 外科全て
  • 形成外科
  • 皮膚科
  • 新装
  • 2017年11月

担当者

長渡 武史
営業長渡 武史
五百藏 雅子
設計五百藏 雅子
石井 武志
建築石井 武志
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コンパスとの一番の思い出をお願いします。

いよいよ開業前という時、真夜中の看板の取付工事に立ち会いました。ワクワクする気持ちを抑えきれずに現地で工事を見守っていましたね。看板が設置されて光が灯った時は無感量で…。
隣に石井さんや長渡さんがいらっしゃったのですが、コンパスさんにお願いして本当に良かったなと。
開業という人生のターニングポイントに立ち会ってくださったコンパスさんにはこれからも伴走していただきたいと思います。

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開業も拡張もお任せいただいた感謝と誇りを胸に、今後も先生方と走り続けたい

通常は、10年前後で増改築を考える先生が多いなか、千里中央花ふさ皮ふ科さんはあっという間に患者さんが増え、数回の改装工事と拡張工事を実施しました。先生のみならず、スタッフの皆さんからも診察時の動線やオペレーションの状況を教えていただき、一致団結となってより使い心地の良いクリニックが完成したと思っています。これからも、先生やスタッフの皆さんをサポートすべく走り続けたいです。

竣工前エピソード

もともとのイメージとかけ離れたプロならではの設計案、
丁寧な理由説明が決め手に。

コンパスに依頼されることになったきっかけを教えてください。

実は開業を検討しはじめてから、幾つかの医療機関専門設計・施工会社から設計の提案を受けていました。それらは私がイメージする動線計画を忠実に図面化されていたのですが、何か腑に落ちなくてインターネットで検索し、コンパスさんに提案を依頼したのです。

ご提案いただいた設計案を見てみると、私が事前に伝えていたイメージのレイアウト図とは別に、イメージとはかけ離れた提案図がありびっくりしました。コンパスさんは私がイメージしていたレイアウトと比較しながら、患者さんやスタッフがどのようにクリニック内で動くかについて丁寧に教えてくださって…。説明を聞いていくうちにコンパスさんの設計案の方が理にかなっていることに気づき、「確かにこうした方が使い勝手がいい」と納得したのです。

なるほど。コンパスと出会われたことで大きな気づきがあったんですね。その時を振り返ってみてどうでしたか?

個人住宅とは異なり、クリニックは医師や看護師、受付のスタッフ、患者さんという立場の違う多くの人が利用するわけですから、誰にとっても使い勝手が良く、居心地の良いものにしなければいけません。しかし、建築の専門家ではない医師がそのようなイメージを最初から描くというのは難しいですよね。そんな時にコンパスさんは多角的な視点で提案してくださり、明確なイメージを結ぶことができたと思います。

ありがとうございます。私たちはドクターのご希望を柔軟に取り入れつつも、プロならではの提案と丁寧な説明を行うことをモットーにしています。花房先生のように初めて開業されるドクターが多くいらっしゃることからも、クリニックの完成イメージをしっかり共有するよう心掛けています。

開業後を見据えた提案と、
いつも明確で納得できる説明を素早くもらえた。

実は、内装業者選定については複数社によるコンペ形式だったんですよね。弊社の見積りは他社より高かったのですが、花房先生が「コンパスさんの図面でクリニックをつくりたい」と選んでくださった。金額ありきではなく、設計力や技術力に価値を認めていただけたことが嬉しかったですね。

そうなんですね!先生がコンパスの“価値”を感じられたエピソードがあれば教えていただきたいのですが。

診察室の扉については、「1日100人の患者さんが来れば最低200回の開閉がある。10年経過したら何十万回と開閉することになりますが、家庭用の扉はそれほどの耐用年数は想定されていませんので、メンテナンスを含めて長い目で見たらコストを抑えることができる」と言われて納得しましたね。

私は医療の専門家として一生懸命に患者さんを診てきましたが、開業は初めてですし建築については素人です。扉にしても家庭用とクリニックに適したものの違いなんて考えたこともなかったです。ですから、クリニックづくりについてはコンパスさんにアドバイスを求めましたが、一つひとつ明確に、納得できる説明をすぐにもらえたのは有難かったです。

花房先生はいつも私たちの意見に耳を傾けてくださいます。そのうえで、「最後に責任をとるのは自分」という覚悟で判断される。だからこそ、より良い判断をしていただけるよう、専門家としての知識や情報といった判断材料を率直にお伝えすることができました。

竣工後エピソード

開業8カ月で1日当たり200人を超える患者さんが。
そして拡張工事の相談をコンパスに再び。

実際にクリニックを開業されていかがでしたか?

もともとは30坪くらいのコンパクトなスペースで開業するつもりが、最終的には40坪の物件で開業しました。家賃も高くて不安もあったのですが、開業してみると4カ月程で1日の患者さんが100人を超え、その4カ月後には200人を超えるように…。予想をはるかに上回りました。

それはすごいですね。先生の的確な診療が評判を呼んだのですね。そこでまた新たな転機が?

そうなんです。そんな時にクリニックが入っているビルの2階空テナントへの拡張検討の話が出まして。そこで、55坪という広いスペースも新たに借りて、ここで自費診療を行う考えを長渡さんに相談したところ、「千里中央花ふさ皮ふ科の根幹が、あくまで保険診療であるならば、新たに借りる広い2階に保険診療を行う本体を移転し、現在の3階を自費診療エリアにしては」というアドバイスをいただいたのです。ちょうど、アトピー性皮膚炎の患者さんへの医療脱毛を主とした自費診療にも取り組み始め、保険の範囲内で行う治療に限界を感じていた頃でした。

増加している保険診療の患者さんに対応する良い機会と感じたからです。また、これから10年、20年先に自費診療に対するクリニックの方針がどう変わっているのかという点が気になったからというのもあります。
院長ご自身も年齢を重ねていくなかで資金力も体力もある現在、より面積が広く、患者さんも来院しやすい2階に安定的な収益を見込める保険診療を移し、変動要素のある自費診療を3階にした方が将来的に経営を安定させると考え、ひとつの案として提案させていただきました。

それがアドバイスの真意だったのですね。そこで先生も決心されたと。

いただいたアドバイスを取り入れながら、開業から2年後の医療法人化を機にクリニックのスペースを拡張し、保険診療と自費診療を階によって分けることにしたのです。

診療に追われながらの拡張工事。
工程管理を含む柔軟な対応で、より使い勝手の良いクリニックを実現。

コンパスからのアドバイスを取り入れ、拡張工事という次の挑戦が始まったのですね。
診療でご多忙のなか、コンパスの対応はいかがでしたか?

2017年の開業時はまだ時間にゆとりがあったのですが、拡張工事の際には診療に追われて打合せ時間の確保が難しかったですね。その際もコンパスさんは柔軟な対応をしてくださり感謝しています。3階を2階スペースに持っていくようなプランをお願いしたのですが、面積も異なるためそのままというわけにもいかなかったんです。

このご依頼は「動きやすいアウトラインをそのままに」というご要望であり、ディテール面では随所にマイナーチェンジが必要だと考えました。また、既に働いているスタッフさんの満足度をさらに高めないといけないということも感じました。
そこで、改めて院長とスタッフの方々から診療時の動線やオペレーションの状況などを丁寧に教えていただき、そのおかげでこれまで以上に使い勝手の良いクリニックを設計できました。

今回のような医療ビルでは、周囲のクリニックの診療の邪魔にならないような工程管理も心掛けています。
自分たちが仕事をさせていただいたクリニックが地域の役に立っている、また開業後も相談のお電話をいただき、さらに良くなることを一緒に考えさせていただけるのは本当にやりがいを感じます。

新たなドクターやスタッフと共に分院を展開し、
医療法人をさらに成長させるのが夢。

開業をされて感じたこと、気持ちの変化をお聞かせください。

自分のクリニックを持つということは大変なこと。私もやってみるまでわかりませんでした。夜9時や10時まで診療に追われる日々が続き、私もスタッフにも疲労がたまりました。しかし、「自分の名前を看板に掲げているのだから、ここから逃げることはできない」と思い直しました。
開業医は予想以上にハードワークな一面もありますが、それを上回るやりがいがあり、自らが選び取った人生を歩んでいるという実感があります。

なるほど。経営者としての責任感ややりがいを感じられたのですね。
拡張工事をされた際もスタッフさんに考えをしっかり説明されたとか。
最後に今後の展望をお願いします。

クリニックの理念に共感する皮膚科・形成外科医師やスタッフに仲間に入ってもらい、分院展開などを含め、医療法人をさらに成長させたいと思います。

どうもありがとうございました。

医療法人佑諒会 千里中央花ふさ皮ふ科

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