大阪に本社を置く、クリニック・薬局などの医療関連専門の建築会社株式会社コンパスです。

今回改装した物件について

今回、ご紹介する診療所は、当初、受付の使い勝手のご相談から始まりました。
その後、お打ち合わせの中で、お手洗いの問題、待合⇔お手洗いへの動線の問題、
診察室の入口建具の問題、明るさの問題…等、多岐にわたるご相談をお聞きし、一つ一つに対して、改善のご提案を行い、工事によって、各々の問題を解消させて頂きました。
歴史を経てきた診療所も、時間が経てば、見た目にも、機能的にも時代に合わなくなってきます。
今回も、クリニックの機能を知った専門家にしかできないリフォームをご提供させて頂き、お客さまにお喜びの声をいただきました!

改装前と改装後の違い

【改装前】 - 受付

【改装前】 - 受付

一般的に受付は開業時に比べて、主たる機能は変わっていませんが、必要なモノの数は大幅に増えている傾向があります。例えば、レセコンやコピー機、薬局の自動分封機などですが、これらは30年前には無かったものです。s又、これらは、随時、買い足されていくため、その都度、“間に合わせの場所”に“とりあえず”配置される場合が、多く、大抵の場合、その対応が、受付をごちゃごちゃにし、使いにくくしている傾向があります。

【改装前】 - 受付

【改装前】 - 受付

その一方で、実は効率化・省スペース化のための色々な新商品を活かせる部分でもあります。電子カルテはもとより、紙カルテでも様々な提案が行われており、これらは効率化・省スペース化には大きく貢献します。今回の事例でも、後から入っていきた機器や古いカルテ管理方式(B5型横置)により、改装前は、とてもごちゃごちゃし動きにくく、使いにくい空間でした。

【改装前】-受付

【改装後】 - 受付

受付全体を見回し、不要な物や使われていない部分のチェックをし、要らないものは排除していきながら計画を行います。後から追加された機器類は、その居場所をはっきりさます。ホームページでは平面図等を取り上げることはできませんが、写真を見比べて頂くだけで、その効率性や動きやすさは理解していただけるかと思います。

【改装後】-受付

【改装後】-受付

私達は、元々持っているクリニックの知識に加え、収納の達人と呼ばれる方々の事例を研究し、更に彼らはあまり行わない造付家具の造り替えなどを3次元的な発想によって行うことで、こうした変化を可能とさせています。又、紙カルテもターミナルデジット方式を採用することにより、大幅に省スペース化を促しています。尚、当社の設計セミナー「職員・患者さんにも満足して頂けるクリニックのリニューアルの考え方と進め方」では、こうした事例のお話を更に詳しくさせていただいております。

【改装前】 - 外観

【改装前】 - 外観

クリニックの前面道路の行き来に対して、垂直面のサインがなく、患者さんがクリニックを見落とされることが多かったと言うことでした。又、クリニックの入口は、意匠的には凝っていますが、分厚いガラスを使った重い木製建具であったために、患者さんによる開け閉めが不便でした。

【改装後】 - 外観

【改装後】 - 外観

クリニックの前面道路と垂直に突出看板をつけることで通行される際に見落とされる患者さんが減少しました。入口のドアは、アルミ製にすることで、軽く、使い易くなりました。

【改装前】 - 待合 ~ 便所の動線及び便所の変更

【改装前】 - 待合 ~ 便所の動線及び便所の変更

元々の待合~お手洗いの動線は入口の玄関踏込の土間の部分を通って行かないといけないため、一度、スリッパを履き替えなければいけませんでした。スリッパの履き替えは足の不自由なお年寄りにはとても面倒な動作です。お手洗いのドアも片開きで、使用上、無駄なスペースを生み出しています。

【改装後】 - 待合~ 便所の動線及び便所の変更

【改装後】 - 待合~ 便所の動線及び便所の変更

受付からお手洗いへの動線を床上げすることにより、靴を脱がずにお手洗いに行くことができるようにしました。ドアも片引戸にすることで、無駄なスペースを取らず、使いやすさが格段に向上しました。

【改装前】 - お手洗い

【改装前】 - お手洗い

お手洗いも写真のように和式の便器に置式の洋便器の座を簡易的に取り付けたもので、とても使いにくいものでした。又、全体的にも、狭苦しく、そして美しくない空間でした。

【改装後】 - お手洗い

【改装後】 - お手洗い

お手洗いの内部も、受付との壁を跨いで行われる検尿処理を立体的にしたり、タンクレス便器を使用するなどして、スペースを調整することで、男性用の小便器も設置することもできました。元々のお手洗いのイメージとは全く違うかと思います。

【【改装前】 - 診察室・処置室の建具変更

【改装前】 - 診察室・処置室の建具変更

患者さんが頻繁に出入りするドアが片開きのドアであったため、使いにくいものでした。

【改装後】 - 診察室・処置室の建具変更

【改装後】 - 診察室・処置室の建具変更

ドアは半自動の建具を付けた引戸に変更しました。引戸に変更すると出入口の有効幅が狭くなるため壁を解体し、柱の位置を変えるなどして、有効幅が狭くならないようにしました。

【改装前】 - 待合・診察室・処置室等の内装仕上材の貼替、照明の変更

【改装前】 - 待合・診察室・処置室等の内装仕上材の貼替、照明の変更

経年で床の湯ローリングや壁などは傷み、カーテンも古くなっていました。また、照度も低かったため、暗い印象がありました。

【改装後】 - 待合・診察室・処置室等の内装仕上材の貼替、照明の変更

【改装後】 - 待合・診察室・処置室等の内装仕上材の貼替、照明の変更

内装仕上材を替え、窓廻りを縦型ブラインドに変更し、照明を替えて照度を上げました。とても明るいクリニックに変身したかと思います。


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